私の人生は緑色

メロンクリームソーダみたいな愛をそえて

桃色のかたおもい

最近めちゃめちゃさくまさんと付き合いたい。


ということでこれまでのさくまさんのイメージと付き合いたいに変化するまでを書こうと思った、んだけど!

付き合いたいという妄想をとおりこして漫画化できる内容にしようと思った(?)



コミックシー〇アさんよろしくお願いします。こちらのブログを無料で公開しますので実写化してください。ヒロインは乃木坂の新内さんを推薦します、髪はセミロングで。




はい妄想、ドン!




私は27歳独身の社会人。
趣味はひとり旅行と家飲み。職場の飲み会は行けば楽しめるんだけどそこにたどり着くまでがなかなか気が乗らなくてほぼ行かない。


今日も仕事終わりに職場の飲み会をふわっと断ってひとりでカラオケに行き、書店で「旅するお菓子図鑑~ヨーロッパ編~」を見てた。



そこで職場の飲み会を終えたさくまくんと偶然会ってしまった。気まずい。


「あれ?がおーさんだ」


飲み会断ったのに本屋にいるのが見つかるのはなんとなく罪悪感、そう思って聞かれる前に「内臓が飲み会のコンディションじゃなかった」なんて言い訳してみた。


「そうなんだ!わ、それおいしそー!!」


私の本を覗き込んでそう言ったさくまくんの手には、人気漫画の新刊が3冊。キャラブレ0だった。



「ちょっと食べたいものがあるんだけど付き合ってくれない?」



いやはやく家に帰りたい、そういうのが苦手で飲み会断ったんだけどなーと思ったけど「どこ?」なんて返すと、それは本屋の最寄りのコンビニだった。


イートインスペースで限定スイーツを食べるさくまくんはどこかいつもと雰囲気が違う。ような気もしなくもない。「俺も飲み会とかほんとは苦手なんだよねー」って言ってきたから「私も」って返したけど、そういえば私は苦手なんて言ってない。あれ、どういうことだ。



「俺、飲み会で好きな奴がほかの人に手ぇ出されないように見てんの」


ほう?


「そいつに恋人ができたりしたらすげーショックだから」


ほーう?





何だかよくわからないけど私はスイーツの氷の部分をガツガツとつついてラストスパートに入りかかった。



「がおーちゃんは好きな人いないの?」



その質問に食べる手を止め、少しの間机をじっと見た。


「わかんない」


ひとつ年下で仕事のできる、誰にでも優しい隣の部署の阿部くんのことを思いながら。


さくまくんは笑った。


わかんないよね恋愛って!俺もわかんねー!って。



さくまくんとはその場で解散した。
男ってよくわかんない。恋愛もよくわかんない。
ただなぜか、さくまくんのわかんねーって気持ちがわかった気がした。



はやく家に帰ろ。



久しぶりに男の人と外で何か食べたけど、これからも相変わらず恋愛とは無縁だろうなー。


そう思いながら夜空を見上げると、なんだか今日もひとりでお酒を飲みたい気分になった。







.



っていうさくまくんって私と似てるかも?って仲良くなりはじめて阿部くんの相談してたら実はさくまさんがバイでライバルとしてマークされてて、でもふたりとも恋愛としては阿部くんと上手くいかなくてそうこうしてくうちに………


的な物語。






すみませんでした、各方面に謝罪しながら公開します。